ミサで用いられる叙唱



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それぞれの叙唱が使用される日など、細かい規定については、
それぞれの叙唱の冒頭に赤字で示してあります。
もしくは『ミサ典礼書』掲載の叙唱（７５種）一覧表でも確認できます。


叙　　唱【もくじ】

★年間主日の叙唱★ ☆年間週日の叙唱☆ ♪その他の叙唱♪
◎ 年　間 ◎

年間主日　一          
年間主日　ニ          
年間主日　三          
年間主日　四          
年間主日　五          
年間主日　六          
年間主日　七          
年間主日　八          
● 年　間 ●

年間週日　一
年間週日　ニ
年間週日　三
年間週日　四
年間週日　五（第二奉献文の叙唱）
年間週日　六（第四奉献文の叙唱）
聖母マリア　一
聖母マリア　二
聖母マリア　三
聖ヨセフ

天使

使徒　一
使徒　二
聖　人
牧　者
修道者（女）・おとめ
殉教者

死者　一
死者　二
死者　三
死者　四

教会献堂

修道誓願式　誓願記念日にも。

結婚式一
結婚式二

キリスト者の一致のため

ゆるしの奉献文（一）の叙唱
ゆるしの奉献文（二）の叙唱
季節の叙唱、祭日・祝日固有の叙唱
★ 待降節 ★
待降節　一　（待降節第一主日から12月16日まで）
待降節　二　（12月17日以降の待降節）

☆ 降誕節 ☆
降誕節　一　（主の降誕と降誕節中）
降誕節　ニ　（主の降誕と降誕節中、および主の奉献の祝日）
降誕節　三
主の公現　（主の公現の祭日など）
主の洗礼　（主の洗礼の祝日・洗礼の行われるミサに）

★ 四旬節 ★
四旬節　一　（四旬節中の主日・週日）
四旬節　二　（四旬節中の主日・週日）
四旬節　三　（四旬節中の週日）
四旬節　四　（四旬節中の週日）
四旬節　五　（四旬節第一主日）
四旬節　六　（四旬節第二主日）
四旬節　七　（四旬節第三主日、福音＝サマリアの婦人）
四旬節　八　（四旬節第四主日、福音＝生まれながらの盲人）
四旬節　九　（四旬節第五主日、福音＝ラザロ）

主の受難　一
主の受難　二　（受難の主日）
主の受難　三　十字架称賛の祝日にも用いる

聖木曜日　聖香油のミサ
聖木曜日　主の晩さんの夕べのミサ　→　キリストの聖体を用いる。

☆ 復活節 ☆
復活　一　（復活徹夜祭・復活の主日・復活節中）
復活　二　（復活徹夜祭・復活の主日・復活節中、および洗礼の行われるミサに）
復活　三
復活　四
復活　五
主の昇天　（主の昇天の祭日）
聖霊降臨　（聖霊降臨の主日）

聖　　霊　（聖霊を願うミサ）

● 聖霊降臨以降の年間の祭日 ●
三位一体　（三位一体の主日）
キリストの聖体　（キリストの聖体の祭日、聖木曜日・主の晩さんの夕べのミサ）
イエズスの み心　（イエスの み心の祭日）

王であるキリスト　（王であるキリストの祭日）


● 祝日・祭日固有 ●

２／２＝主の奉献　   …→降誕節二を用いる。
３／25＝神のお告げ
６／24＝洗礼者聖ヨハネ
６／29＝聖ペトロ　聖パウロ使徒
８／６＝主の変容
８／15＝聖母の被昇天
８／29＝洗礼者聖ヨハネ（再掲）
９／14＝十字架称賛　   …→主の受難三を用いる。
11／１＝諸聖人
12／８＝無原罪の聖マリア




60　年間主日　一　―神の民―


　聖なる父、全能永遠の神、
いつどこでも主・キリストによって賛美と感謝をささげることは、
まことにとうといたいせつな務め（です）。
　主・キリストは過越の神秘によって偉大なわざをなしとげられ、
わたしたちを罪と死のくびきから栄光にお召しになりました。
わたしたちはいま、選ばれた種族、神に仕える祭司、神聖な民族、あがなわれた国民と呼ばれ、
やみから光へ移してくださったあなたの力を世界に告げ知らせます。
　神の威光をあがめ、権能を敬うすべての天使とともに、
わたしたちもあなたの栄光を終わりなくほめ歌います。

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61　年間主日　ニ　―救いの神秘―


　聖なる父、全能永遠の神、
いつどこでも主・キリストによって賛美と感謝をささげることは、
まことにとうといたいせつな務め（です）。
キリストは人間のあやまちをあわれみ、
おとめマリアからお生まれになり、
十字架の苦しみを受けて永遠の死からわたしたちを解き放ち、
死者のうちから復活して永遠のいのちをお与えになりました。
　神の威光をあがめ、権能を敬うすべての天使とともに、
わたしたちもあなたの栄光を終わりなくほめ歌います。

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62　年間主日　三　―キリストの死と人間の救い―


　聖なる父、全能永遠の神、
主・キリストによっていつもあなたをたたえます。
　あなたはすべての人を救うために、御子をこの世にお遣わしになり、
人となられた御子は、その生と死を通してわたしたちにいのちをもたらし、
死の淵に沈んでいた人類を解放してくださいました。
　み前であなたを礼拝する天使とともに、
救いの恵みをたたえ、
わたしたちも感謝の賛歌をささげます。

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63　年間主日　四　―創造の みわざ―


　聖なる父、全能永遠の神、
あなたの偉大なわざをたたえ、感謝の祈りをささげます。
　あなたは天と地とそこにあるすべてのものを造り、
昼と夜、季節と年が巡るようお定めになり、
またご自分に似せて人を造り、
全世界を人の手におゆだねになりました。
こうして人は造られたものをすべて支配し、
主・キリストによっていつもあなたの偉大なわざをほめたたえるよう召されています。
　すべての天使とともにわたしたちも喜びの声を合わせ、
あなたをたたえて歌います。

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64　年間主日　五　―救いの みわざ―


　聖なる父、全能永遠の神、
主・キリストによっていつもあなたをたたえます。
　主・キリストは新しい人の初穂として人々の中に生まれ、
十字架の苦しみによって罪を滅ぼし、
死者のうちから復活して永遠のいのちへの道を開き、
あなたのもとに昇って天の門を開いてくださいました。
　すべての天使と聖人とともに、
あなたの栄光をたたえ、
わたしたちも終わりなくほめ歌います。

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65　年間主日　六　―復活の保証―


　聖なる父、全能永遠の神、
あなたの偉大なわざをたたえ、
感謝の祈りをささげます。
　あなたのいつくしみに支えられて生きるわたしたちは、
この世にあってすでに永遠のいのちを約束する聖霊を受け、
死者のうちから復活されたイエスの神秘にあずかるよう招かれています。
　あなたをたたえる天使とともに、
聖霊の喜びのうちに、
わたしたちも終わりなくほめ歌います。

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66　年間主日　七　―キリストの従順による救い―


　聖なる父、全能永遠の神、
主・キリストによっていつもあなたをたたえます。
　あなたはわたしたちを愛し、
ひとり子を救い主としてお遣わしになりました。
御子は罪のほかはすべてにおいてわたしたちと同じものになり、
不従順によってわたしたちが失った恵みを、
死に至るまでの従順によって新たにしてくださいました。
　すべての天使はあなたの栄光をたたえ、
わたしたちも声を合わせて感謝の賛歌をささげます。

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67　年間主日　八　―父と子と聖霊によって集められた教会―


　聖なる父、全能永遠の神、
いつもあなたをたたえ、
感謝の祈りをささげます。
　あなたは罪のために散らされていた民を、御子の血によってあがない、
聖霊のうちに一つに集めてくださいました。
　キリストのからだ、聖霊の神殿となった教会は、
父と子と聖霊の交わりにあずかり、
天使の歌声にあわせてあなたの栄光をたたえます。

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68　年間週日　一　―神の計画―


　聖なる父、全能永遠の神、
いつどこでも主・キリストによって賛美と感謝をささげることは、
まことにとうといたいせつな務め（です）。
　あなたはキリストのうちにすべてを一つに集めることをお望みになり、
その満ちあふれるいのちに、わたしたちをあずからせてくださいました。
キリストは神の子でありながら自分をむなしくし、
十字架の血によってすべてに平和をもたらして、あらゆるものの上にあげられ、
従うすべての者に永遠の救いをお与えになります。
　神の威光をあがめ、権能を敬うすべての天使とともに、
わたしたちもあなたの栄光を終わりなくほめ歌います。

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69　年間週日　ニ　―キリストによる救い―


　聖なる父、全能永遠の神、
いつどこでも主・キリストによって賛美と感謝をささげることは、
まことにとうといたいせつな務め（です）。
　あなたは人を愛によって造り、
正義に背いて罰せられた民を、
あわれみにより主・キリストを通してあがなってくださいました。
　神の栄光をたたえ、権能を敬うすべての天使はともに喜び祝い、
わたしたちもこれに合わせてつつしんでたたえます。

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70　年間週日　三　―人間の創造と救い―


　聖なる父、全能永遠の神、
あなたの偉大なわざをたたえ、
いつも感謝をささげます。
　あなたはみことばである御子によって人を造り、
御子の死と復活を通して、新しい人としてくださいました。
造られたすべてのものはあなたを賛美し、
あがなわれた民は喜びにあふれ、
救いのわざをたたえています。
　わたしたちもすべての天使、聖人とともに、
あなたの栄光を仰ぎ、感謝の賛歌をささげます。

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71　年間週日　四　―キリストの神秘をたたえて―


　聖なる父、全能永遠の神、
主・キリストによって心からあなたをたたえ、
感謝をささげます。
　キリストの死を思う時、愛は深められ、
復活の信仰はわたしたちを支え、
主の来臨の約束はわたしたちを希望で満たします。
　あなたをたたえるすべての天使、聖人とともに、
声を合わせて賛美の歌を歌います。

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72　年間週日　五―キリストによる救いの神秘―（第ニ奉献文の叙唱）


　聖なる父よ、最愛の子、イエス・キリストを通して、いつどこでもあなたに感謝をささげることは、
まことにとうといたいせつな務め（です）。
　あなたはみことばによってすべてをお造りになりました。
みことばである御子は、救い主、あがない主としてわたしたちに遣わされ、
聖霊によって人となり、おとめマリアから生まれ、
み旨を果たして、人々をあなたの民とするために、
手を広げて苦難に身をゆだね、死を滅ぼして復活をお知らせになりました。
　わたしたちは声を合わせて歌います。
天使とすべての聖人とともに、
あなたの栄光をたたえて。

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73　年間週日　六　―創造主をたたえて―（第四奉献文固有の叙唱。）


第四奉献文を唱える場合は必ずこの叙唱を用いる。

　聖なる父、全能永遠の神、
あなたの偉大なわざをたたえ、いつも感謝をささげます。
　あなたは唯一のまことの神、
初めもなく終わりもなく、すべてを越えて光り輝くかた。
あふれる愛、いのちの泉、万物の造り主。
造られたものは祝福され、光を受けて喜びに満たされます。
　数知れない天使は昼も夜もあなたに仕え、
栄光を仰ぎ見て絶え間なくほめたたえます。
わたしたちはこれに声を合わせ、
すべての造られたものもともに、
あなたをたたえて歌います。

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84　聖母マリア　一　―神の母マリア―


この叙唱は、固有の叙唱のない聖母マリアのミサに用いる。

　聖なる父、全能永遠の神、
いつどこでも主・キリストによって賛美と感謝をささげることは、
まことにとうといたいせつな務め（です）。
　おとめマリアの祝日にあたり（または　……の祝日にあたり）、
あなたを賛美しほめたたえます。
　あなたは御ひとり子を聖霊によってマリアに宿らせ、
おとめのほまれを保たせながら、
永遠の光イエス・キリストをこの世にお遣わしになりました。
　神の栄光をたたえ、権能を敬うすべての天使はともに喜び祝い、
わたしたちもこれに合わせてつつしんでたたえます。

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85　聖母マリア　二　―マリアの賛歌に合わせて―


この叙唱は、固有の叙唱のない聖母マリアのミサに用いる。

　全能の神　すべての聖人の喜びである父よ、
聖母マリアを祝い（または　……を祝い）、マリアの賛歌に合わせて、
わたしたちも あなたの いつくしみを ほめたたえます。
　あなたの偉大な わざは 地の果てにまで及び、
あわれみは代々 限りなく注がれます。
あなたは へりくだる者を顧み、おとめマリアを通して、
御子イエズス・キリストを救い主として お与えになりました。
天使の群れは救いの わざを たたえて喜び歌い、
わたしたちも ともに賛美の歌を歌います。

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86　聖母マリア　三　―聖母マリアの生涯―


この叙唱は、固有の叙唱のない聖母マリアのミサに用いる。

　聖なる父　全能 永遠の神、
聖母マリアの生涯を通して示された あなたの恵みを たたえ　感謝をささげます。
　神の お告げを信じ　みことばを受け入れた おとめマリアは救い主の母となり、
十字架のもとでイエズスの最後の ことばを受け、
キリストによって新しく生まれる すべての人の母となりました。
また 約束された聖霊を待つ間　使徒たちとともに祈り、
祈る教会の姿を示しました。
天の栄光に上げられたマリアは　旅する教会を母の愛をもって見守り、
神の国の完成の日まで わたしたちを導かれます。
あなたを たたえる すべての天使 聖人とともに、
わたしたちも賛美の歌をささげます。

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89　使徒　一　―神の民を牧する使徒―


この叙唱は使徒のミサに用いる。

　聖なる父　全能 永遠の神、
いつ どこでも主・キリストによって賛美と感謝をささげることは、まことに とうとい たいせつな務め（です）。
永遠の牧者である あなたは　羊の群れを お見捨てにならず、
使徒を通して絶えず守り、
御子の代理者と定められた この牧者を通し、いつも わたしたちを治められます。
神の威光を あがめ　権能を敬う すべての天使とともに、
わたしたちも あなたの栄光を終わりなく ほめ歌います。

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90　使徒　二　―教会の礎―


この叙唱は、使徒および福音記者のミサに用いる。

　聖なる父、全能永遠の神、
主・キリストによっていつもあなたをたたえ、
心から感謝をささげます。
　あなたは使徒たちを礎として教会をたて、
教会はすべての民に福音を告げ、救いの恵みをあらわす使命を受けています。
　あなたの偉大なわざをたたえ、
すべての天使とともに声をあわせ、
感謝の賛歌を歌います。

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91　聖　人


この叙唱は、すべての聖人、聖女のミサに用いることができる。

　聖なる父、全能永遠の神、
聖人を通して示されたあなたの栄光をたたえ、
感謝の祈りをささげます。
　あなたは聖人たちの信仰のあかしによって、いつも教会に新しい力を注ぎ、
限りない愛を示してくださいます。
わたしたちもその模範に励まされ、取り次ぎの祈りに支えられ、
信仰の歩みを続けます。
　あなたをたたえるすべての天使、聖人とともに、
喜びのうちに賛美の歌を歌います。

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93　牧　者


この叙唱は、教皇、司教、司祭である聖人のミサに用いる。
　聖なる父、全能永遠の神、
主・キリストによっていつもあなたをたたえ、
心から感謝をささげます。
　あなたは聖○○○○の信仰の模範によってわたしたちを励まし、
その教えを通して導き、
取り次ぎによって神の民を守られます。
　あなたをたたえる天使と聖人の歌に声を合わせ、
わたしたちも終わりなく感謝の賛歌を歌います。

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94　修道者（女）・おとめ


　聖なる父よ、聖人と通して示されたあなたの豊かな恵みをたたえ、
感謝の祈りをささげます。
　聖○○○○は福音のすすめに従い、
新しい天と地を待ち望みながら、
すべてに越えて神の国とその義を求め、
信仰の力強いあかしを立てました。
　あなたの偉大なわざをたたえるすべての天使、聖人とともに、
わたしたちも賛美の歌をささげます。

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92　殉教者


　聖なる父、全能永遠の神、
主・キリストによっていつもあなたをたたえ、
感謝の祈りをささげます。
　聖○○○○はあなたの恵みに強められ、
いのちをささげて御子キリストをあかししました。
弱い人間の中にあなたの偉大な力が示され、
十字架の道を行く者の中に、人の知恵をはるかに越えるあなたの愛が輝き出ます。
　み前で栄光をたたえる天使の声に合わせ、
ここに集うわたしたちも感謝の賛歌を歌います。

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100　死者　一　―復活の希望―


　聖なる父、全能永遠の神、
いつどこでも主・キリストによって賛美と感謝をささげることは、
まことにとうといたいせつな務め（です）。
　キリストのうちにわたしたちの復活の希望は輝き、
死を悲しむ者も、とこしえのいのちの約束によって慰められます。
　信じる者にとって死は滅びではなく、新たないのちへの門であり、
地上の生活を終わった後も、天に永遠のすみかが備えられています。
　神の威光をあがめ、権能を敬うすべての天使とともに、
わたしたちもあなたの栄光を終わりなくほめ歌います。

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101　死者　二　―キリストの死は万人の救い―


　聖なる父　全能 永遠の神、
すべてを治められる あなたを たたえ　感謝を ささげることは、
まことに とうとい たいせつな務め（です）。
　キリストは わたしたちを永遠の死から救うために
十字架の上でいのちをささげ、
一人の死によって すべての人に永遠の いのちが与えられました。
　あなたの救いの わざを たたえる天使 聖人とともに、
わたしたちも つつしんで ほめ歌います。

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102　死者　三　―キリストは世の救い―


　聖なる父　全能 永遠の神、
御子キリストによって いつも あなたを たたえ　感謝をささげます。
　主・キリストは世の救い主。
わたしたちに まことの いのちを与え、
死を滅ぼして復活の輝きに導いてくださる かた。
　キリストの死と復活によって　わたしたちに不滅の希望を注いでくださった あなたを たたえ、
天使の群れとともに終わりなく ほめ歌います。

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103　死者　四　―新しい いのち―


　聖なる父　全能 永遠の神、
あなたの いつくしみを たたえ　いつも感謝をささげます。
　罪の負い目を になう わたしたちが死の谷に下る時も、
あなたは いつくしみを忘れず、
御子キリストの勝利によって　わたしたちを あがない、
新しい いのちを与えてくださいます。
　み前で あなたを礼拝する天使とともに、
救いの恵みを たたえ、わたしたちも感謝の賛歌を ささげます。

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29　待降節　一　―再臨の希望―　


この叙唱は、待降節第一主日から十二月十六日までの待降節のミサに用いる。

　聖なる父、全能永遠の神、
いつどこでも主・キリストによって賛美と感謝をささげることは、
まことにとうといたいせつな務め（です）。
　キリストは人間のみじめさを帯びてこの世に来られたとき、
父の定められた愛の計画を実現し、
わたしたちに永遠の救いの道をお開きになりました。
　栄光を帯びてふたたび来られるとき、
いまわたしたちが信頼してひたすら待ち望んでいることは、すべてかなえられます。
　神の威光をあがめ、権能を敬うすべての天使とともに、
わたしたちもあなたの栄光を終わりなくほめ歌います。

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30　待降節　二　―降誕の期待―　


この叙唱は、十二月十七日から二十四日までの待降節のミサに用いる。

　聖なる父、全能永遠の神、
いつどこでも主・キリストによって賛美と感謝をささげることは、
まことにとうといたいせつな務め（です）。
　主・キリストをすべての預言者は前もって語り、
おとめマリアはいつくしみをこめて養い育て、
洗礼者ヨハネはその到来を告げ知らせました。
　キリストはいま、その誕生の神秘を祝う喜びをお与えになり、
わたしたちは絶えず目ざめて祈り、
賛美しながら主を喜び迎えます。
　神の威光をあがめ、権能を敬うすべての天使とともに、
わたしたちもあなたの栄光を終わりなくほめ歌います。

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31　降誕節　一　―神の栄光の輝きキリスト―　


この叙唱は、主の降誕の祭日、および降誕節中の固有の叙唱のないミサに用いる。

　聖なる父、全能永遠の神、
いつどこでも主・キリストによって賛美と感謝をささげることは、
まことにとうといたいせつな務め（です）。
　人となられたみことばの神秘によって、わたしたちの心の目にあなたの栄光の光が注がれ、
見えるものとなられた神を認めることによって、見えないものへの愛に強く引かれます。
　神の威光をあがめ、権能を敬うすべての天使とともに、
わたしたちもあなたの栄光を終わりなくほめ歌います。

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32　降誕節　二　―キリストによる新しい世界―


この叙唱は、主の降誕の祭日、降誕節中の固有の叙唱のないミサ、および主の奉献の祝日に用いる。

　聖なる父、全能永遠の神、
御子イエスの降誕を喜び祝い、
心から感謝の祈りをささげます。
　永遠のみことばが人となって世に来られ、
神のひとり子が歴史の中にお生まれになりました。
キリストは倒れていた世界を立ち上がらせて、すべてのものを新たにし、
暗闇にさまよう民をあなたのもとに呼び集められます。
　すべての天使とともにわたしたちも喜びの声を合わせ、
あなたをたたえて歌います。

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33　降誕節　三　―新しいいのち―


この叙唱は、主の降誕の祭日、および降誕節中の固有の叙唱のないミサに用いる。

　聖なる父、全能永遠の神、
御子イエスの降誕を喜び祝い、
心から感謝の祈りをささげます。
　キリストの誕生によって救いの夜明けが始まり、
みことばは人間の弱さを身に受け、
わたしたちの死すべきからだに永遠のいのちが与えられました。
　あなたをたたえる天使の群れとともに、
わたしたちも喜びのうちに感謝の歌を歌います。

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34　主の公現　―諸国民の光キリスト―　


この叙唱は、主の公現の祭日に用いる。公現後の降誕節の週日にも用いることができる。

　聖なる父よ、あなたの栄光をたたえ感謝をささげることは、
まことにとうといたいせつな務め（です）。
　あなたは御子キリストを遣わし、
諸国の民に救いの神秘を示してくださいました。
キリストは死に定められた人間の姿をもって現れ、
わたしたちを不死のいのちに呼びもどされます。
　神の威光をあがめ、権能を敬うすべての天使とともに、
わたしたちもあなたの栄光を終わりなくほめ歌います。

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35　主の洗礼　


この叙唱は、主の洗礼の祝日、および洗礼の行われるミサに用いることもできる。

　聖なる父、全能永遠の神、いつもあなたをたたえ、感謝の祈りをささげます。
　イエスがヨルダン川で洗礼を受けられたとき、
あなたは御ひとり子が人となって世に来られたことを
天からの声によって示されました。
　また聖霊は鳩の姿をして下り、
イエスが油を注がれた神のしもべ、
貧しい人に福音を告げるかたであることを知らせてくださいました。
　あなたの栄光をたたえる天使とともに、
救いの神秘を祝い、
わたしたちも感謝の賛歌をささげます。

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36　四旬節　一　―四旬節の精神―　


この叙唱は、特に指定された叙唱のない四旬節の主日に用いる。週日にも用いることができる。

　聖なる父、全能永遠の神、
いつどこでも主・キリストによって賛美と感謝をささげることは、
まことにとうといたいせつな務め（です）。
　あなたは、信じる人びとが復活の神秘を喜びのうちに待ち望み、
年ごとに心を清めて迎えるように導かれます。
　こうしてわたしたちは祈りと愛のわざに励み、
新しいいのちの秘跡にともにあずかり、
神の子の豊かな恵みに満たされるよう努めます。
　神の威光をあがめ、権能を敬うすべての天使とともに、
わたしたちもあなたの栄光を終わりなくほめ歌います。

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37　四旬節　二　　―回心の時―　


この叙唱は、特に指定された叙唱のない四旬節の主日に用いる。週日にも用いることができる。

　聖なる父よ、
御子キリストによって　あなたを　たたえ　感謝の祈りをささげます。
　あなたは信じる民の回心を望み、
この恵みの時を　お定めになり、
過ぎ行くこの世にある　わたしたちが　心の　おごりを捨て、
永遠に変わることのないものを求めるよう導かれます。
　あなたをたたえる　すべての天使 聖人とともに、
わたしたちも賛美の歌をささげます。

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38　四旬節　三　―悔い改めの わざ―　


この叙唱は、四旬節の週日に用いる。

　聖なる父　全能 永遠の神、
いつどこでも主・キリストによって賛美と感謝をささげることは、まことにとうとい たいせつな務め（です）。
　四旬節にあたり、罪深い わたしたちは節制によって思いあがりを正し、
あなたの いつくしみに こたえて 貧しい人を助け、
悔い改めの わざを通して 感謝をささげるよう招かれています。
　天使の群れの賛美の声に合わせ、
わたしたちも あなたを たたえて歌います。

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39　四旬節　四　


この叙唱は、四旬節の週日に用いる。

　聖なる父よ、
御子キリストによって あなたをたたえ 感謝の祈りをささげます。
　あなたは悪い習慣を節制によって改めさせ、
精神を高めて、霊の力と たまものを お与えになります。
　神の栄光を仰ぐ すべての天使 聖人とともに、
わたしたちも つつしんで たたえます。

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40　四旬節　五　（第一主日）　―荒野の試み―　


　聖なる父、全能永遠の神、
主・キリストによっていつもあなたをたたえ、
感謝の祈りをささげます。
　主・キリストは四十日の断食によって、四旬節の務めを行うわたしたちに模範を示されました。
　悪霊のいざないを退けられた主は、わたしたちが罪の力にうち勝ち、
清い心で過越の神秘にあずかり、復活の喜びを迎えるよう導かれます。
　み前であなたを礼拝する天使とともに、
救いの恵みをたたえ、
わたしたちも感謝の賛歌をささげます。

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41　四旬節　六　（第二主日）―主の変容―　


　聖なる父、全能永遠の神、
主・キリストによっていつもあなたをたたえ、
感謝の祈りをささげます。
　主・キリストはご自分の死を弟子たちにお告げになったのち、
聖なる山で光り輝く姿を現し、
モーセと預言者たちのことばの通り、苦しみを経て復活の栄光に入ることをお教えになりました。
　神の栄光をたたえる天使とともに、
わたしたちも喜び祝い、感謝の賛歌をささげます。

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42　四旬節　七　（第三主日）―サマリアの婦人―　


福音が「サマリアの婦人」のときは、次の叙唱を用いる。それ以外のときは四旬節一、二のいずれかを用いる。

　聖なる父　全能 永遠の神、
主・キリストによって いつも あなたを たたえ 感謝の祈りをささげます。
　サマリアの婦人に水を求められた主・キリストは、
その婦人の心に信仰の恵みを与え、
愛の火を燃え上がらせて回心に導かれました。
　わたしたちも救いの恵みを感謝し、
あなたを たたえる すべての天使とともに喜び歌います。

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43　四旬節　八　（第四主日）―生まれながらの盲人―　


福音が「生まれながらの盲人」のときは、次の叙唱を用いる。それ以外のときは四旬節一、二のいずれかを用いる。

　聖なる父　全能 永遠の神、
主・キリストによって いつも あなたを たたえ 感謝の祈りをささげます。
　キリストは すべての人を照らす まことの光、
暗やみを歩く民を信仰に導くかた。
罪の重荷を負って生まれた人びとを洗礼の水によって解放し、
神の子どもとしてくださいます。
　天と地の すべてのものは新しい歌をささげて あなたを たたえ、
わたしたちも天使の賛美に声を合わせて ほめ歌います。

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44　四旬節　九　（第五主日）―ラザロ―


福音が「ラザロ」のときは、次の叙唱を用いる。それ以外のときは四旬節一、二のいずれかを用いる。

　聖なる父　全能 永遠の神、
主・キリストによって いつも あなたを たたえ 感謝の祈りをささげます。
　友の死をいたんで泣き、
墓に眠るラザロを呼び起こされたキリストは、
すべて罪の やみに住む民を あわれみ、
とうとい秘跡によって新しい いのちに導かれます。
　わたしたちも救いの恵みに感謝し、
あなたを たたえる すべての天使とともに喜び歌います。

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45　主の受難　一　―十字架の力―


この叙唱は、四旬節第五週に用いる。

　聖なる父、全能永遠の神、
主・キリストによっていつもあなたをたたえ、
感謝の祈りをささげます。
　御子キリストの受難によって救われた全世界は、
あなたの救いのわざをほめたたえます。
十字架の力によってキリストは世に打ち勝ち、
栄光の輝きに入られました。
　神の威光をあがめるすべての天使、聖人とともに、
わたしたちも賛美の歌を歌います。

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46　主の受難　二　（受難の主日―枝の主日―）　


この叙唱は、聖週間の月、火、水曜日にも用いることができる。

　聖なる父、全能永遠の神、
主・キリストによっていつもあなたをたたえ、
感謝の祈りをささげます。
　罪のないキリストは苦しみをにない、
罪びとに代わってさばきを受けてくださいました。
　キリストの死は罪を清め、その復活はわたしたちに救いをもたらしました。
　天も地もすべての天使とともに、
キリストをたたえて絶え間なく歌います。

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47　主の受難　三　―十字架―


この叙唱は、受難の主日、および聖週間の月、火、水曜日にも用いることができる。（追記：十字架称賛の祝日にも用いる。）

　聖なる父、全能永遠の神、
いつもあなたをたたえ、
感謝の祈りをささげます。
　あなたは人類を十字架の木によってお救いになり、
木から死が始まったように、木から生命を復活させ、
木によって勝ち誇った悪霊を、木によって打ち滅ぼしてくださいました。
　神の栄光をたたえ、権能を敬うすべての天使はともに喜び祝い、
わたしたちもこれに合わせてつつしんでたたえます。

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48　復活　一　―過越の神秘―


この叙唱は復活節に用いる。復活徹夜祭には「この夜」、復活の主日と八日間中は「この日」、それ以外は「この時」と唱える。

　聖なる父よ、いつでも、また特にこの夜（または　この日に、この時）、あなたをたたえ祝うことは、
まことにとうといたいせつな務め（です）。
　わたしたちの過越キリストは、世の罪を取り除かれたまことのいけにえの小羊、
ご自分の死をもってわたしたちの死を打ち砕き、
復活をもってわたしたちにいのちをお与えになりました。
　神の威光をあがめ、権能を敬うすべての天使とともに、
わたしたちもあなたの栄光を終わりなくほめ歌います。

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49　復活　二　―新しい いのち―


この叙唱は復活節に用いる。また、洗礼の行われるミサに用いることもできる。復活徹夜祭には「この夜」、復活の主日と八日間中は「この日」、それ以外は「この時」と唱える。

　聖なる父よ、いつでも、また特にこの時、
あなたをたたえ祝うことは、 まことにとうといたいせつな務め（です）。
　御子キリストはわたしたちの罪を身に負って十字架につけられ、
その死によってわたしたちの死は滅ぼされ、
その復活のうちにすべてのいのちが復活します。
キリストを信じる者は光の子として生まれ、
天の国の門が開かれて、永遠のいのちにあずかる者となります。
　天と地は主の復活の喜びに満たされ、
あなたをたたえるすべての天使、聖人とともに、
わたしたちも感謝の賛歌をささげます。

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50　復活　三　―とりなしてくださるキリスト―


この叙唱は、復活節に用いる。

　聖なる父よ、過越の小羊がささげられたこの時、
感謝と喜びに満ちあふれてあなたをたたえます。
　キリストはわたしたちのためにみずからを渡し、
死に打ち勝って栄光のうちに生き、
いつもあなたの前でとりなしてくださいます。
　全世界は復活の喜びに満ち、
すべての天使はあなたの栄光をたたえ終わりなく歌います。

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51　復活　四　―新しい世界―


この叙唱は復活節に用いる。

　聖なる父よ、過越の小羊がささげられたこの時、
感謝と喜びに満ちあふれてあなたをたたえます。
　キリストは死からの復活によって罪を打ち破り、
倒れていた世界を立て直し、
新しいいのちをわたしたちにお与えになります。
　全世界は復活の喜びに満ち、
すべての天使はあなたの栄光をたたえ終わりなく歌います。

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52　復活　五　―キリストの奉献―


この叙唱は復活節に用いる。

　聖なる父よ、過越の小羊がささげられたこの時、
感謝と喜びに満ちあふれてあなたをたたえます。
　キリストはわたしたちの救いのためにその身を渡し、
十字架のまことのいけにえによって旧約のいけにえを終わらせ、
霊と真実による新しい礼拝をおささげになりました。
　天と地は主の復活の喜びに満ち、
すべての天使はあなたの栄光をたたえ終わりなくほめ歌います。

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53　主の昇天　


この叙唱は、主の昇天の祭日と、それに続く週日に用いる。

　聖なる父、全能永遠の神、
罪と死に打ち勝ったキリストの勝利を祝い、
賛美と感謝をささげます。
　キリストは復活の後すべての弟子に現れ、
彼らの目の前で天に上げられて、
わたしたちを神のいのちにあずからせてくださいました。
　全世界は復活の喜びに満たされ、
あなたをたたえるすべての天使、聖人とともに、
わたしたちも賛美の歌を歌います。

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54　聖霊降臨　


　聖なる父、全能永遠の神、
偉大な救いのわざをたたえ、
感謝をささげます。
　御ひとり子とともに神の国を継ぐ人びとの上に、あなたはきょう聖霊を注ぎ、
過越の神秘を完成してくださいました。
　聖霊は教会の誕生の時に、ことばの違いを越えて諸国の民にまことの神を知らせ、
人びとを一つの信仰のうちにお集めになりました。
　全世界は復活の喜びに満ち、
すべての天使はあなたの栄光をたたえ終わりなく歌います。

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55　聖霊　


この叙唱は「聖霊の光を願う」ミサに用いる。

　聖なる父よ、
主・キリストによって あなたの救いの わざを たたえ 感謝の祈りをささげます。
　キリストは天に上げられて あなたの右の座に着き、
約束された聖霊を おくり、
わたしたちを神の国を継ぐ者としてくださいました。
　あなたを たたえる すべての天使とともに、
聖霊の喜びのうちに、わたしたちも終わりなく ほめ歌います。

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56　三位一体　


　聖なる父、全能永遠の神、
いつどこでも主・キリストによって賛美と感謝をささげることは、
まことにとうといたいせつな務め（です）。
　あなたは御ひとり子と聖霊とともに唯一の神、
唯一の主。
　わたしたちは父と子と聖霊の栄光を等しくたたえ、
三位一体の神を信じ、礼拝します。
　天使と大天使は神の威光をたたえ、
わたしたちも声を合わせて賛美の歌をささげます。

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57　キリストの聖体　


この叙唱は、聖木曜日の主の晩さんの夕べのミサ、およびキリストの聖体の祭日に用いる。

　聖なる父よ、主の晩さんを祝うわたしたちは、あなたの限りないいつくしみをたたえ、
感謝の祈りをささげます。
　永遠の祭司キリストは、ご自分を救いのいけにえとしてあなたにささげ、
唯一永遠の奉献を全うされました。
　キリストのことばにしたがってわたしたちはその記念を行い、
いのちのパンと救いの杯を受けて、
主が来られるまでその死を告げ知らせます。
　神の威光をあがめ、権能を敬うすべての天使とともに、
わたしたちもあなたの栄光を終わりなくほめ歌います。

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58　イエズスの み心　


　聖なる父　全能 永遠の神、
いつ どこでも主・キリストによって賛美と感謝を ささげることは、まことに とうとい たいせつな務め（です）。
　キリストは限りない愛をもって わたしたちのために みずからを渡し、
十字架に上げられ、その貫かれた胸から血と水が流れて、
教会の秘跡の源となりました。
　イエズスの み心を慕う すべての人は、
この救いの泉から いのちの水を汲み、喜びに満たされます。
　あなたを たたえる すべての天使 聖人とともに、
わたしたちも賛美の歌をささげます。

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59　王であるキリスト　　


　聖なる父、全能永遠の神、
いつどこでも主・キリストによって賛美と感謝をささげることは、
まことにとうといたいせつな務め（です）。
　あなたはひとり子である主イエス・キリストに喜びの油を注ぎ、
永遠の祭司、宇宙の王となさいました。
キリストは十字架の祭壇で、ご自分を汚れのない和解のいけにえとしてささげ、
人類あがないの神秘を成しとげられ、
宇宙万物を支配し、
その王国を限りない栄光に輝くあなたにおささげになりました。
　真理と生命の国、聖性と恩恵の国、
正義と愛と平和の国。 わたしたちもあなたの栄光を終わりなくほめ歌います。

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74　主の奉献　（二月二日）


→　降誕節二　を用いる。



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75　神のお告げ（三月二十五日）


　聖なる父　全能 永遠の神、
主・キリストによって あなたを たたえ　心から感謝をささげます。
　恵みに満ちた おとめマリアは神の お告げを受け、
聖霊の力に覆われて　救い主キリストの母となることを信じました。
こうしてイスラエルの民に与えられた約束は果たされ、
諸国の民の救いが近づきました。
　この神秘を たたえて天使の群れは喜び歌い、
わたしたちも その声に合わせて賛美の歌をささげます。

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76　洗礼者 聖ヨハネ　（六月二十四日、八月二十九日）　


　聖なる父よ、
キリストの先駆者ヨハネの生涯のうちに示された あなたの偉大な わざを たたえ　感謝の祈りをささげます。
　ヨハネは　すでに母の胎内で救いの訪れを受け、
その誕生は人びとに喜びを もたらしました。
すべての預言者の中から選ばれたヨハネは
世の罪を取り除く神の小羊を告げ知らせ、
ヨルダン川で救い主に洗礼を授け、
殉教によって その使命を全うしました。
　あなたを たたえる天の使いとともに、
わたしたちも賛美の歌を歌います。

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77　聖ペトロ　聖パウロ使徒　（六月二十九日）


　聖なる父　全能 永遠の神、
聖ペトロ 聖パウロの生涯に示された あなたの導きを たたえ　心から感謝をささげます。
　ペトロは使徒の頭として信仰を宣言し、
イスラエルの小さな群れから初代教会を造り、
パウロはキリストの神秘を説きあかし、
異邦の民の使徒となりました。
異なる使命を受けた二人は　キリストの もとに 人びとを一つに集め、
信仰のあかしのために ともに いのちを ささげました。
　あなたの恵みを たたえる すべての天使 聖人とともに、
わたしたちも終わりなく ほめ歌います。

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78　主の変容　（八月六日）


　聖なる父　全能 永遠の神、
主・キリストによって いつも あなたを たたえ　感謝をささげます。
キリストは　人びとが十字架に つまずくことのないように
選ばれた弟子たちの前で栄光を現し、
その からだは まばゆい輝きに満たされました。
こうしてキリストの からだである教会も
十字架の道によって栄光に至ることが示されました。
　み前で あなたを礼拝する天使とともに、
救いの恵みを たたえ、わたしたちも ほめ歌います。

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79　聖母の被昇天　（八月十五日）　


　聖なる父　全能 永遠の神、
聖母マリアの祝日に　主・キリストによって あなたを たたえ　感謝をささげます。
　あなたは　いのちの主 キリストの母マリアを　死後の滅びに ゆだねることなく、
きょう　天の栄光に上げられました。
こうして聖母マリアは　教会の初穂として神の国の完成にあずかり、
旅する民の希望、信じる者の慰めとなりました。
　あなたの救いの わざを たたえる天使の群れとともに、
わたしたちも喜びのうちに歌います。

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80　十字架称賛　（九月十四日）


→　主の受難三　を用いる。



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81　諸聖人　（十一月一日）


　聖なる父よ、
天の都エルサレムで あなたの栄光を仰ぐ すべての聖人 聖女とともに　感謝の祈りをささげます。
　天の国に上げられた わたしたちの兄弟は勝利の栄冠を受け、
あなたの豊かな恵みを たたえています。
わたしたちも その模範に励まされ、
永遠の ふるさとに向かって信仰の旅を続けます。
　諸聖人の ほまれを祝い、
あなたを たたえる すべての聖人とともに、賛美の歌を歌います。

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82　無原罪の聖マリア　（十二月八日）


　聖なる父　全能 永遠の神、
聖母マリアの祝日に あなたを たたえ　感謝をささげます。
　あなたは おとめマリアを原罪の すべての汚れから守り、
御子の母となるよう恵みで満たし、
マリアのうちに しみも汚れもない教会の姿を示してくださいました。
清い おとめ聖マリアは すべての人の中から選ばれて、
世の罪を取り除く汚れのない小羊キリストの母となり、
わたしたちのために とりなす かた、信じる者の模範となりました。
　あなたの いつくしみを たたえる天使の群れとともに、
わたしたちも喜びのうちに感謝の賛歌を歌います。

　

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83　教会献堂　―聖霊の神殿、キリストの花嫁―




　聖なる父　全能 永遠の神、
いつも あなたを たたえ　心から感謝をささげます。
　この祈りの家は あなたの住まい、
ここに集まる わたしたちの上に　あなたは尽きることのない恵みを注ぎ、
聖霊の神殿となさいます。
また　あなたはキリストの花嫁である教会を いつくしみ深く育て、
喜びに満ちた母として天の栄光に導かれます。
　あなたをたたえる すべての天使 聖人とともに、
わたしたちも賛美の歌をささげます。

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87　天使　―天使を通して示される神の栄光―


　聖なる父　全能 永遠の神、
いつも あなたを たたえ 感謝をささげます。
　造られた すべてのものは あなたの栄光を たたえ、
昼も夜も み前に仕える大天使と天使の群れは　あなたの顔の輝きを仰ぎ見て、
絶え間なく賛美を ささげ　喜びの歌を歌います。
　その声に合わせて　わたしたちも つつしんで たたえます。

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88　聖ヨセフ　


　聖なる父　全能 永遠の神、
聖ヨセフの祝日にあたり　主・キリストによってあなたをたたえ　感謝の祈りをささげます。
　義人ヨセフは神の母おとめマリアの夫に選ばれ、
誠実賢明な しもべとして聖家族を守り、
聖霊によって人となられた御ひとり子　主イエズス・キリストを 養い育てました。
　神の栄光を たたえ　権能を敬う すべての天使は ともに喜び祝い、
わたしたちも これに合わせて つつしんで たたえます。

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95　聖香油のミサ　―キリストの祭司職―　


　聖なる父　全能 永遠の神、
いつ どこでも主・キリストによって　賛美と感謝をささげることは、まことに とうとい たいせつな務め（です）。
　あなたは聖霊を注いで　ひとり子を永遠に新約の大祭司として お立てになり、
教会の中に　唯一のキリストの祭司職が保たれるよう お定めになりました。
主・キリストは神の民に祭司職を与え、
奉仕の務めに たずさわる人びとを選んで司祭としてくださいました。
司祭は、キリストの名によって人びとのために過越の食事を整えて　
救いのいけにえを ささげ、
ことばと秘跡によって神の民を力づけるように召されています。
また司祭は、神のため 人びとのために みずからを渡して、
キリストに従い、たゆみなく信仰と愛のあかしを立てるように選ばれています。
　聖なる父よ、この豊かな恵みに対する感謝をこめて、
わたしたちも天使と聖人とともに あなたを たたえ、喜びをもって歌います。

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96　結婚式　一


　聖なる父　全能 永遠の神、
この喜びの日　あなたを たたえ　感謝の祈りをささげます。
　あなたは御子の死と復活によって民をあがない、
新しい契約を結んで あなたの いのちに あずからせ、
この恵みを豊かに注ぐ秘跡によって二人が　
あなたの愛の しるしとなるよう祝福してくださいます。
　わたしたちは すべての天使 聖人とともに栄光を たたえ、
終わりなく ほめ歌います。

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97　結婚式　二


　聖なる父　全能 永遠の神、
この喜びの日　あなたを たたえ　感謝の祈りをささげます。
　あなたは限りない いつくしみにより
ご自分の姿に似せて人を造り、
愛のうちに造られたものが愛に生き、
永遠の愛に あずかるよう招かれ、
信仰のうちに結ばれる二人が、
神の愛を映す者となるよう お定めになりました。
　あなたの恵みを たたえる天使 聖人とともに
わたしたちも感謝の賛歌を ささげます。

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98　修道誓願式


この叙唱を誓願記念日に用いる場合、「誓願式の喜びの日」を「誓願記念日に当たり」とする。

　聖なる父　全能 永遠の神、誓願式の喜びの日　御子キリストによって あなたを たたえ　感謝をささげます。
　おとめマリアから お生まれになったキリストは
心の清い人は幸いと教え、
みずから貞潔の とうとさを示されました。
キリストは常に み旨に かなうことを行い、
わたしたちのために死に至るまで従うものとなり、
ご自分を完全な いけにえとして あなたに ささげ、
すべてを捨てて神に仕える人に
朽ちることのない宝を約束してくださいました。
　あなたの いつくしみを たたえる すべての天使 聖人とともに、
感謝の賛歌を歌います。

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99　キリスト者の一致のため


　聖なる父よ、
主・キリストによって いつも あなたを たたえ　心から感謝をささげます。
　あなたは、御子キリストを通して ご自分を あらわし、
一つの信仰　一つの洗礼のうちに　わたしたちをキリストの からだとし、
すべての民に聖霊を注がれました。
聖霊は わたしたちの もとに とどまり、
豊かな たまものを注いで、いつも はたらきかけ　導かれます。
　あなたを たたえる天使の群れとともに、
喜びと希望のうちに、わたしたちも感謝の賛歌を歌います。

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★　ゆるしの奉献文　一　の叙唱


次の叙唱はゆるしの奉献文（一）―父に帰る―に固有の叙唱であるが、ゆるしと回心につながる他の叙唱、たとえば四旬節の叙唱を使うこともできる。

　いつくしみ深い父よ、心をこめて感謝の祈りをささげます。


または

　いつくしみ深い父よ、
わたしたちの心からの感謝の祈りを受け入れてください。


　あなたはいつくしみとまことに満ちた方、
わたしたちがあなたに背いたとき、
いつも回心を呼びかけ、ゆるしのみ手を差し伸べてくださいます。
わたしたちはその声に耳をかさず、あなたの導きに従いませんでした。
それでも、あなたはわたしたちを死のやみに見捨てることなく、罪をゆるし、
人類が新しいきずなで結ばれて、一つの家族となるように、御子イエスを十字架上の死に渡されました。

※共同回心式が行われた場合は、次の祈りの代わりに、枠内の祈りが唱えられる。

きょう（または　今）はまことにゆるしの時、恵みの日。
わたしたちはあなたのもとに立ち帰り、すべての人に使えるよう招かれています。

共同回心式が行われた場合。


  きょうはまことに恵みの時、喜びの日。
  ゆるしの秘跡によって、聖霊に満たされ、
  わたしたちはもう一度あなたのもとに立ち帰り、
  心を新たにされて、
  すべての人に仕えるものとなります。


恵みと喜びを注がれたわたしたちは、神の栄光をたたえる天使の群れと声を合わせ、感謝の賛歌を歌います。


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☆　ゆるしの奉献文　二　の叙唱


次の叙唱はゆるしの奉献文（二）―人類の和解―に固有の叙唱であるが、ゆるしと回心につながる他の叙唱、たとえば四旬節の叙唱を使うこともできる。

　父なる神よ、
わたしたちの主イエス・キリストによって、この世界で なしとげられた愛の みわざに感謝し、あなたを ほめたたえます。
　分裂と不和に苦しむ人類に、いつくしみ深い あなたは一致への道を備えて くださいました。
聖なる息吹を人々に注ぎ、敵対する人が対話に向かい、対立する人が互いに手を取り合い、平和のうちに歩むよう導いてくださいます。
　ゆるす心を与えられたわたしたちは、今、世界の平和を求める人々とともに、天使の声に合わせ、あなたの偉大なわざをたたえて歌います。


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『ミサ典礼書』掲載の叙唱（７５種）一覧表


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叙唱の名称
―副題―
（備　考）
29　待降節　一　―再臨の希望―待降節第１主日から12月16日までの待降節のミサに
30　待降節　二　―降誕の期待―12月17日〜24日までの待降節のミサに
31　降誕節　一　―神の栄光の輝きキリスト―主の降誕の祭日、および降誕節中の固有の叙唱のないミサ
32　降誕節　二　―キリストによる新しい世界―主の降誕の祭日、降誕節中の固有の叙唱のないミサ、および主の奉献の祝日に
33　降誕節　三　―新しいいのち―主の降誕の祭日、および降誕節中の固有の叙唱のないミサに
34　主の公現　―諸国民の光キリスト―主の公現の祭日に。公現後の降誕節の週日にも可。
35　主の洗礼　主の洗礼の祝日に、また洗礼の行われるミサにも可。
36　四旬節　一　―四旬節の精神―特に指定された叙唱のない四旬節の主日に。週日にも可。
37　四旬節　二　―回心の時―特に指定された叙唱のない四旬節の主日に。週日にも可。
38　四旬節　三　―悔い改めの わざ―四旬節の週日に。
39　四旬節　四　四旬節の週日に。
40　四旬節　五　―荒野の試み―第一主日
41　四旬節　六　―主の変容―第二主日
42　四旬節　七　―サマリアの婦人―第三主日で、福音が「サマリアの婦人」のときに。
43　四旬節　八　―生まれながらの盲人―第四主日で、福音が「生まれながらの盲人」のときに。
44　四旬節　九　―ラザロ―第五主日で、福音が「ラザロ」のときに。
45　主の受難　一　―十字架の力―四旬節第五週に。
46　主の受難　二　受難の主日―枝の主日―に。聖週間の月、火、水曜日にも可。
47　主の受難　三　―十字架―受難の主日、および聖週間の月、火、水曜日にも可。
48　復活　一　―過越の神秘―復活徹夜祭、復活の主日、主の復活の八日間、それに続く復活節に。
49　復活　二　―新しい いのち―復活徹夜祭、復活の主日、主の復活の八日間、それに続く復活節に。また、洗礼の行われるミサにも可。
50　復活　三　―とりなしてくださるキリスト―復活節に。
51　復活　四　―新しい世界―復活節に。
52　復活　五　―キリストの奉献―復活節に。
53　主の昇天　主の昇天の祭日と、それに続く週日に。
54　聖霊降臨　
55　聖　　霊　「聖霊の光を願う」ミサに。
56　三位一体　
57　キリストの聖体　聖木曜日の主の晩さんの夕べのミサ、およびキリストの聖体の祭日に。
58　イエズスの み心　
59　王であるキリスト　
60　年間主日　一　―神の民―
61　年間主日　二　―救いの神秘―
62　年間主日　三　―キリストの死と人間の救い―
63　年間主日　四　―創造の みわざ―
64　年間主日　五　―救いの みわざ―
65　年間主日　六　―復活の保証―
66　年間主日　七　―キリストの従順による救い―
67　年間主日　八　―父と子と聖霊によって集められた教会―
68　年間週日　一　―神の計画―
69　年間週日　二　―キリストによる救い―
70　年間週日　三　―人間の創造と救い―
71　年間週日　四　―キリストの神秘をたたえて―
72　年間週日　五　―キリストによる救いの神秘―
73　年間週日　六　―創造主をたたえて―
74　主の奉献　２月２日。→降誕節二を使用。
75　神のお告げ　３月25日。
76　洗礼者 聖ヨハネ　６月24日、８月29日
77　聖ペトロ　聖パウロ使徒　６月29日。
78　主の変容　８月６日。
79　聖母の被昇天　８月15日。
80　十字架称賛　９月14日。→主の受難三を使用。
81　諸聖人　11月１日。
82　無原罪の聖マリア　12月８日。
83　教会献堂　―聖霊の神殿、キリストの花嫁―
84　聖母マリア　一　―神の母マリア―固有の叙唱のない聖母マリアのミサに。
85　聖母マリア　二　―マリアの賛歌に合わせて―固有の叙唱のない聖母マリアのミサに。
86　聖母マリア　三　―聖母マリアの生涯―固有の叙唱のない聖母マリアのミサに。
87　天　　使　―天使を通して示される神の栄光―
88　聖ヨセフ　
89　使徒　一　―神の民を牧する使徒―使徒のミサに。
90　使徒　二　―教会の礎―使徒および福音記者のミサに。
91　聖　　人　すべての聖人、聖女のミサに。
92　殉教者　
93　牧　　者　教皇、司教、司祭である聖人のミサに。
94　修道者（女）・おとめ　
95　聖香油のミサ　―キリストの祭司職―
96　結婚式　一　
97　結婚式　二　
98　修道誓願式　誓願記念日にも可。
99　キリスト者の一致のため　
100　死者　一　―復活の希望―
101　死者　二　―キリストの死は万人の救い―
102　死者　三　―キリストは世の救い―
103　死者　四　―新しい いのち―

現行の『ミサ典礼書にはない叙唱
→★ゆるしの奉献文（一）に固有の叙唱　奉献文の全文は　→ゆるしの奉献文　一　（父に帰る）にある。
→☆ゆるしの奉献文（二）に固有の叙唱　奉献文の全文は　→ゆるしの奉献文　二　（人類の和解）にある。




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