私家版公教要理19―カインとアベル
19、カインとアベル
90. 人祖の名は、男をアダム(人)といい、女を、エワ(生きた者の母)といいました。
91. エワは、みごもってカインを産み、またカインの弟アベルを産みました。
アベルは羊飼いとなり、カインは農夫となりました。
92. カインは神に供え物として地の作物をささげました。
アベルもまた、羊のういごを取り、そのあぶらみをささげました。
神はアベルとその供え物をよみされましたが、
カインとその供え物をよみされませんでした。
カインは大いにおこり、顔を伏せました。
93. カインは弟アベルに、「野原へ行こう」と言い、ふたりが野原にいる時、カインは弟にとびかかって、殺しました。
94. 神はカインに「弟はどこにいるのか」と聞きますとカインは、知りませんと答えました。
神は言います。「聞け、お前の弟の血がわたしに叫んでいる」(創世記4・1〜16)。
95. 長男イエスス様は、弟妹(ていまい)のため死にました。(ロマ8・29)
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