私家版公教要理17―ロザリオ



17、ロザリオ




80. ロザリオは、ばらの花環(はなわ)。

    珠(たま)を、つまぐりながら、イエスス様の一生を考えます。

81. ロザリオの祈りをひろめたのは、聖ドミニコ(1170〜1221)です。

    イエススについて話したのち、聞いたことがよく解るように、
    神のお助けを求めて、「めでたし」を数回誦(とな)えさせました。
    その教え方から今のロザリオになった。

82. 日本にロザリオの祈りを紹介したのは、聖フランシスコ・ザビエルでした。

    キリシタン時代には、ポルトガル語でコンタス(珠)とも呼ばれました。
    日本二十六聖人も、ロザリオを誦えながら、殉教の丘へ歩きました。
    殉教の時、五島ヨハネは自分のロザリオを父に、かたみにあげました。

83. ふしぎのメダイの聖母は、手に両方とも十五の光る宝石をはめていました。

    指に三つずつ。(十五玄義)。
    ルルドの聖母は、右腕にロザリオをさげていました。
    ファチマの聖母は、わたしは、ロザリオの聖母ですと言いました。






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