私家版公教要理13―人



13、人




13、マリアへのお告げ      (ルカ1・26〜38)


63. 「おめでとう。あなたは恵まれたおかた、主はあなたといっしょにおられます」

     と、天使ガブリエルは、マリアにあいさつした。

64. 「おめでとう」。

     時が満ちて、神がおん子をこの世界にお遣わしになるからです。

65. 「恵まれたおかた」。 ケカリトメネ(ギリシア語)、グラチア・プレナ(Gratia plena ラテン語)。

     神の恵み一杯。全く聖。

66. ご訪問のとき、エリサベトは聖霊に満たされた(ルカ1・41)。

     洗礼者ヨハネは「生まれる前から聖霊に満たされ」(ルカ1・15)、「おなかの子は喜んでおどった」(ルカ1・44)。
     ましていわんや、神の母においておや[原文ママ]。
     マリアはその母アンナの胎に宿った最初の瞬間から聖霊に満たされた。
     この事を、無原罪のおん宿りと言い、十二月八日がその祝日。

67. 「主はあなたといっしょにおられます」

     神がいつもごいっしょにおいでになって、
     マリアがイエススの母としての使命を果たすことができるようにと、お助けになります。






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