私家版公教要理11―霊の賛歌  十字架の聖ヨハネ



11、霊の賛歌  十字架の聖ヨハネ         (7月12日/1980)


   


56.
     5.あまたの美をまきちらしながら、
        あのかたは足ばやに森をぬけていかれました。

     14. 愛(いと)しいかたよ、あなたはそそり立つ山 
        緑の濃い静寂の谷、目見はらせる島々、水音(みずおと)さえて流れる河、
        愛(いつく)しみあふれるそよかぜのささやき。

                (この方の内に生命があった…ヨハネ1・4)

     39. そよ風が吹いています。小夜鳴鳥(さよなきどり)のやさしい歌がきこえます。
        心魅(み)するたたずまいの森は澄みわたった夜にいだかれ、焼きつくし、
        しかももはや苦しみを与えぬほのおが燃えています。

57.
     星の王子さま 99頁…「さっきの秘密をいおうかね。なに、なんでもないことだよ。
                    心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
                    かんじんなことは、目に見えないんだよ」     (サンテグジュペリ作、内藤 濯(あろう) 訳)
58.
     「そうだよ、家(うち)でも星でも砂漠でも、その美しいところは目に見えないのさ」と、ぼくは王子さまにいいました(105頁)





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