私家版公教要理８―空の鳥

８、空の鳥

34. 空の鳥を見なさい。
種をまくことも、刈り入れることも、倉に納めることもない。
だが、天の父は鳥を養ってくださる（マタイ６・26）。

鳥、からす（ルカ22・32）、すずめ（マタイ10・31）。

35. 野のゆりを見なさい。
ほねおることも、紡（つむ）ぐこともしない。
神は装（よそお）ってくださる。

ゆり、ひなぎく、でーじ、しゃぐまゆり。

36. あなたは、鳥や花よりも価値のある者。
何を食べ、何を着ようかと思い悩んではならない。

無頓着ではいけない。
祈りなさい。苦労しなさい。神に信頼しなさい。

37. わたしには受けなければならない洗礼がある。
     それが終わるまで、わたしは、どんなに苦しむことであろう（ルカ12・50）

38. 願え、さらば與（あた）えられん。
     探せ、さらば見出さん。
     叩け、さらば開かれん（ラゲ訳マタイ７・７）

39. その日の苦労は、その日だけで十分だ。

40. 思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができるだろうか（マタイ６・27）

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