私家版公教要理6―こどもの祈り



6、こどもの祈り




25. 「神さま、ねむいの。
     神さまはなんでもおできになるのですから、
     かわりにおいのりしてくださいね。アーメン」


26. 「きょうは いそがしくて つかれちゃいました。
     いそがしいぼくを見ていた神さまも、
     いそがしくてつかれたでしよう。
     だからもうお祈りは きょうは やめにしましようよ。
     おやすみなさい、かみさま」


27. 神さまは なんでもごぞんじです。

     あなたに ひつようなものを、みなくださいます。

     空気、水、いのち、父母(ちちはは)、聖体。

28. ほんとうの祈りは、わたしたちが、神さまのねがいをきくことです。

     空の鳥をみなさい。野の花をみなさい。
     心の眼をひらきなさい。
     おはよう、ありがとう、ごめんなさい。おねがいしますなど、
     心をこめて言いなさいと神さまはおっしゃいます。

29. 無所悟(むしょご)、無所得(むしょとく)、只管打坐(しかんたざ)(道元)

     悟ることなく持つことなく、ただ行(ぎょう)じもていく。







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