John 15: 1, 2, 4, 5 | ヨハネによる福音(15:1, 2, 4, 5)…英語からの和訳 |
1 I am the true vine, and my Father is the vinedresser. 2 Every branch in me that bears no fruit he cuts away, and every branch that does bear fruit he prunes to make it bear even more. (3節省略) 4 Remain in me, as I in you. As a branch cannot bear fruit all by itself, unless it remains part of the vine, neither can you unless you remain in me. 5 I am the vine, you are the branches. Whoever remains in me, with me in him, bears fruit in plenty; for cut off from me you can do nothing. |
わたしはまことのぶどうの木、 そしてわたしの父はその手入れをするお方である。 わたしのなかで実を結ばない枝はすべて父が切り離す。 そしてまさに実を結ぶ枝はすべて父が手入れをする。 その枝によりいっそう実を結ばせるために。 (第3節省略) わたしのうちにとどまりなさい。 わたしがあなたがたのうちにとどまるのと同じように。 一本の枝は、それ自身で実を結ぶことなど出来はしない、 ぶどうの木の一部であり続けない限りは。 それと同じであなたがたも、わたしのうちにとどまらなければ 実を結ぶことはできないのである。 わたしはぶどうの木、 あなたがたはその枝である。 わたしのうちにとどまる人は誰でも、 わたしがその人のうちにいるのだから、 豊かに実を結ぶ。 というのも、わたしから切り離されると あなたがたは何もできないからである。 |
≪注≫ 真っ先に知っておきたい表現は… bear fruit 「実を結ぶ」 ★ 1節 vine / vinedresser ぶどうの木/ぶどう園の園丁(えんてい) vine は、wine 「ワイン、ぶどう酒」と同語源。 また「酢」を意味する vinegar 「ビネガー」の元となる語。 vine + -egar (「すっぱい」の意、eager と同語源) ★ 2節 倒置の文なので注意。 Every branch in me (目的語)+ he (主語)+ cuts away (動詞) every branch in me (目的語)+ he (主語)+ prunes (動詞) that は関係代名詞で、先行詞は branch。 branch that bears no fruit 「実を結ばない枝」 branch that does bear fruit 「実際に枝を結ぶ枝」 does は強調の助動詞。 to make it even more (fruit) 「なお多く(の実り)を枝に結ばせるために」 it は前の文の branch を指す。 even は比較級を修飾する場合、 「なおいっそう」の意になる。 ただでさえ豊かなのに、よりいっそう豊かにしてくださる。 ★ 4節 as I in you 同型文の省略。ここでは as I remain in you の意。 all by oneself 「完全に自力で、独力で」 unless S V 「・・・でないかぎり」 neither can you 同型文の省略。ここでは neither can you bear fruit の意 (neither が文頭にあるので、can you という倒置が生じる) ★ 5節第2文 Whoever remains in me 全体が主語 + bears (動詞) + fruit (目的語) 「……な人はだれでも 実を 結ぶ」 with me in him 「with 構文」または「付帯状況の with」と呼ばれる用法。 ★with A + B 「AがBであるという状態で/状態なので」 A= me 「わたし」 B= in him 「その人の中に」 「わたし が その人の中にいる という状態なので」 in plenty 「たくさん、いっぱいに、豊かに」 ★ 5節最終文 for (cut off from me) you can do nothing for SV は「というのも・・・だから」の意。 (この for は接続詞)。 cut off from me は、カッコに入れて考える。 cut は過去分詞の分詞構文 (= if you are cut off from me の意に解釈する) 「もしもあなたがたがわたしから切り離されたら」 |
イエスさまが弟子たちに語ったことば。
「わたしはぶどうの木、あなたたちはその枝」・・・
・・・美しいことばだなー、と思ってたんだけどさ、
でもこれ、実は、十二弟子のひとり、
イスカリオテのユダが 裏切って、離れていった直後に、
残った十一人の弟子たちに向かって言われたことばなの。
イエスさまは、複雑なお気持ちだったんだろうなぁ。
このみことばは、イエスさまの愛はもちろん、
さびしさや不安も含まれている気がする。
ねぇイエスさま、
スヌ校長も、子どもたちも、みんな
イエスさまとつながっていたいんだ。
だから、みんなを
つよい信仰の子どもにしてください!